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☆コンドラシン×クライバーン☆
なぜクライバーンのみがあそこまで大成功し、ポラックが全然顧みられていないのかについてなくそしすと様より鋭い御指摘がありましたので画像にて補足させて頂きます。


(左:チャイコン決勝でコンドラシンとちゅっちゅするクライバーン 右:女性と握手するポラック)
# by fiorentino_lynott | 2011-10-29 12:59 | クラシック音楽
クナ→チェリ→ピザ→ネオナチ→変態(New!)
秋ですね。もう更新停滞のいいわけしなくても・・・いいよね?

秋はやっぱりブラームスですよね。

ということでブラ3を集中的に聞いたのですが、やはり定番ですがクナッパーツブッシュ&ベルリン・フィルの1950年ライヴ(IDIS 6362)に落ち着きました。それ以外だと音は悪いですがワインガルトナー&ロンドン・フィル盤(EMI 5759652)がかなりいい感じです。とくに1楽章第2主題は個人的にはこの演奏のものが一番好きです。

名演奏の誉れ高いフルトヴェングラーのブラ3、友人のS君にどう思うか聞いたところ「うーん・・・いい演奏ではあるんですが・・・どうも・・・」と歯切れが悪く、気になったのでEMI盤DG盤とも聞きこんだのですが、結局、僕の結論も同様に「うーん・・・」になってしまいました。もちろん決して悪い演奏ではないのですが、どうも僕のイメージするブラームスとは違うかなあ・・・

というわけで、いままでU野先生や熱心なファンを見て、なんとなく敬遠してきたクナッパーツブッシュでしたが、あらためてその面白さに目覚めて、ブラームス以外も集中的に聞き返してみました。

その中でも抜群に面白かったのがブレーメン・フィルとの英雄(ARPCD 0150)。冒頭のEs-dur和音の「終わった」感がすごい(笑)この2発でも納得して帰路に着くレベルかと。アンサンブルの崩壊も含めてかなりトンデモな演奏でした(いい意味で・・・?)

2009年クライバーンコンクールは、なんか盛り上がりまくってため、天邪鬼精神が発揮され全然聞いていなかったのですが、ふと思い立って聞いてみたところ、セミファイナルまで進んだラン・ダンクの演奏が抜群に面白かったです(VCF090522C)。特にノルマの回想がライヴとは思えない完成度で楽しめました。もう似たような方向性のウェイクフィールド盤とかはいらないよね・・・?NMLでかれのシドニーピアノコンクールの演奏も聴けますが、観客の熱気がこちらにも伝わってきて楽しいです。こういうタイプのピアニストこそもっと前面にでて活躍してほしいんだけどなあ。ぶっちゃけT井さんの演奏あんまりおもしろくなかったし。

このようにコンクールだと、優勝してない人の演奏が実はめちゃくちゃ面白かったりするので油断できません。クレア・フアンチ然り。クライバーンの陰に隠れてしまってますが、さりげなく第1回チャイコンで5位に入賞しているダニエル・ポラックのわかりしころの演奏(CAMCD-1133 )もクライバーンとはまた違う良さがあったように感じました。いまではナクソスからでてるバーバーくらいしか入手しやすい音源のないポラックですが、この1961年モスクワでの録音だと、プロコの3&7ソナタやブゾーニ版のカンパネラでなかなかに切れ味の鋭い演奏を聞かせてくれます。とくに後者はいまだに録音があまり多くないので貴重ですし、やっぱり原曲よりもよく出来てる(笑)。オグドンほどの迫力はありませんが、十分に曲の魅力を伝える演奏ではないでしょうか。しかし、クライバーンに比べなぜこんなに目立たない存在になってしまったのでしょうか・・・


(左:クライバーン 右:ポラック)


ああ・・・そういう・・・こと?
# by fiorentino_lynott | 2011-10-26 17:42 | クラシック音楽
美しきご、六月に
ただでさえ更新の無いブログですが、ますます悪化しています。
この傾向は少なくとも向こう1年くらい続くと思われますが、ご容赦を。



ここのところ、カントロフ先生がキャンセルになったり、アルミ○クやバボラ○クが逃亡したりとろくでもないことばかり続いています。

まあ、ア○ミンクに関しては去年のコパチンスカヤとの演奏会後のサイン会で僕が

「今度来るときはマエストロ・ヒロアキ・オオイとの演奏会してね☆」

といったところとなりにいたアル○ンクがパチンコ様に

「なあ、だれそれ?そのオーイってだれ?」

とけっこう真剣に問い詰めてるところを目撃して「嗚呼、なんて小さい男なんだろう」と思っていたので今回の一軒でも、さもありなん、という感じでしたが(風評被害)。

閑話休題

おそらくはゴドフスキーのピアノ曲アルバムでもっとも有名なピアニストのリアン・デ・ヴァールさん(Rian de Waal:オランダ人の発音を聞いたところ”リオン・デ・ヴァル”といった感じに聞こえましたが、ここでは一般的となっていると思われるリアン・デ・ワールと表記します)が先月末になくなっていました(記事)。
ドイツ滞在中あわよくば聴けるかと思ってコンサート情報を調べても見つからなかったのですが、どうやら長く闘病生活をおくられていたみたいですね。
ゴドちゃんのパッサカリア関するネットの記事で見て、聴いてみたいと思っていたところに見つけたのが彼のHeliosから出ている録音(CDH55206)でした。このCDでゴドフスキーのパッサカリアや芸術家の生涯パラフレーズを初体験したかたも少なくないのではないでしょうか。カットなどもありますが、ゴドフスキーの濃厚なロマンが非常に鮮やかにあらわれた名演奏だったと思います。
また、タウジヒのバラード「幽霊船」の決定版はおそらく彼の録音(Etcetra1016)だと(すくなくとも今のところは)思っています。加えてインマゼールとのピリオド楽器でのリスト(ZZT041102)などなかなか意欲的な活躍をしてらっしゃたので、今回の訃報を非常に残念に感じます。

天国でゴドちゃんやサパートンとともに濃厚なコンサートを繰り広げてくださいね。

Moge hij rusten in vrede
# by fiorentino_lynott | 2011-06-07 16:16 | ピアノ
この記事はもう消費期限が過ぎています
僕の家は幸いにして計画停電範囲外でしたが、大規模停電に備えてブログの自主計画停電を決意いたしました。

ご理解ご協力をお願い申し上げます。
# by fiorentino_lynott | 2011-04-01 00:00 | その他
い、イアーゴに騙されてたんだよ、そうだよ、そう!
一年ぶりです。
めりくりあけおめ。

12月はピアノ版メフィストワルツ三昧でした。

別にニューイヤーにあわせたわけじゃないんですけどね。


通常版だとオグドンの3つ盤(PHCP206334)(BBCL4089)(BVCC38334)のあらぶる感じが素敵です。このなかで強いてあげるなら(PHCP206334)でしょうが、録音の良いビクター盤も大変よろしいです。荒くて。粗いけど。

知人がハフ(Virgin5614392)を薦めてましたが、どうも整然としすぎている感じがします。
ラフマニノフやサン=サーンスの協奏曲ではすごい名演をのこしているのですが・・・

めずらしい(?)ところだと、リヒテルのもの(RV10011) がなかなか。特に跳躍部分の、ミスタッチなんて気にしないでがんがん飛ばす感じが、「リヒテルは語る」に出てくる話の通りで興味深かったです。本の中で「これは(オセロの)イアーゴ・ワルツだから、転んでも速く弾くべき」といってましたが、たしかにイアーゴとメフィストは、無邪気に主人公の人生をメチャクチャにする点で似通っているかもしれませんね。

メフィストフェレス「きゃっきゃ♪」
イアーゴ「きゃっきゃ♪」

ファウスト&オセロ「うぼあ」


でも、メフィストワルツはやっぱりブゾーニ版こそ至高だと思うのです。
オーケストラ版の響きを尊重した上での、ブゾーニのピアノリダクションのすばらしさは原曲以上ではないでしょうか(弾き易いしね!)。
ただ、残念なことにブゾーニ版の演奏はあまり多くありません。ホロヴィッツやカペルなどのピアニストが「一部」採用していますが、僕が所有しているCDで、完全採用しているのはオライリー(CRC2036)とグロショップ(C7015 )位です。クレショフの演奏(VAIA1265)も完全ブゾーニ版として紹介されていますが、ホロヴィッツオタクの血が騒いだのかコーダがホロヴィッツ版になっています。演奏的にはクレショフがこの3つのなかでは迫力、テクニックともに一番優れているだけに、(原典主義者的に)残念です。

無料で聴ける演奏としてセシル・リカド姐さんのもの(ttp://traffic.libsyn.com/gardnermuseum/liszt_s514.mp3)があります。
ホルショフスキの弟子として有名な姐さんですが、あの温かい好々爺から学んだことを何一つ覚えていないかのような爆演を披露してくれています。ところどころ細かい音符をすっとばしてますが、この迫力の前には気になりません(原典主義者的矛盾)。とくにコーダの右手のトレモロなんて、「野火」に出てくる、機関銃を死に体の日本兵にぶっぱなす比島女性、さながらです。大東亜共栄圏完成後は間違いなく極刑

ただ、なんだかんだいって、一番記憶に残っているのが編曲してないのになんかヘンなカツァリス(WPCS-10387)と言うお話。

小さいけどやわらかい手の持ち主、バカみたいに早い同音打鍵、異様に正確な跳躍、コントロールされつくした和音、やたらと内声を響かせる美的感覚

このへんは、カツァリスが20世紀最大のヴィルトゥオーソ、ヨゼフ・ホフマンと並ぶ点だと思うのです。
が、なぜかこれらの技をホフマンが繰り出すと「粋」に感じるのに、カツァリスがやると「いやらしく(良い意味で)」聞えるから不思議ですね。

今回はカツァリス褒めで終わります。フランス人芸術家はみんなヘンタイ!
# by fiorentino_lynott | 2011-01-28 21:19 | ピアノ


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